売れない家は

私の伯父は元祖引きこもりです。
今は借家に住んでいます。
有体に言いますとすごいボロ家です。
少し歩くとベコッとへこみます。
震度5の地震が来たら、倒壊しそうな家なのです。
まあ、誰も買うことがないでしょうね。
明らかに建築基準法を満たしていません。
横浜の比較的地価が高い人気の街なので、取り壊して土地だけ売るという選択肢が地主の方にはございます。
しかしこの家、問題がある、いえいえ、問題しかないのです。
まず店子の伯父がいるということが問題になります。
借地権付きなのでおいそれと売る事は出来ないのです。
昔は指輪ひとつで、立ち退きできましたが、今は訴訟沙汰です。
また、厄介なことに家の敷地に数人の地主がいる状態です。
まあ、この状態では不動産の査定ができないですね。
家は無い方が査定額は「なんぼかまし」という状態なのです。
でも隣の地主から「勝手に壊されても困る」ときます。
全員が破壊の費用が出せないのです。
本当は、店子の伯父か一番面積の多い地主が他の人から購入して、打ち壊して売却というのが理想的ですがやはりお金がネックです。
こういう場合の対処は一般論ですがとりあえず査定に出し、境界線を確認し直すことが第一歩です。
また弁護士など専門家の助力が必要な事案となります。
店子の親族に買ってくれということも不可能ではないですが、勘当同然の場合、そこも難しいのです。
合議のあと、不動産業者に相談するしかないですね。
捨ておくともっと問題が増えます。

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